Charade新人小説賞連載第2回まで読んでの文章の特徴と視点に関する覚書
文章の特徴と視点についての覚書
最初に断っておきますが、今回Charade新人小説賞の二次審査3作品を第2回まで読んで自分が思うそれぞれの文章の特徴と視点についてのただの覚書です。これはただ単に自分が文章を書く上で読み手に伝わりやすくするための自分の研究の一環でしかないです。研究とか言いながらふわっとしてます。
なので批評とかでは全くないです。世界中でただ一人、私だけが思ってるだけです。ただ、3作品中2作品がブログ村にいらっしゃる方なので、それを思うと胃が痛くなります。それに耐えられなくなったら消すかもしれません。
偉そうに書いてますが底辺の戯言だと思っていただけると幸いです。
文章の特徴(便宜上現在の順位利用)
1位:実直で無駄がない
2位:良い意味で若い、文章や言葉選び?の個性が一番強い
3位:文章に雰囲気(世界観?)がある
視点の特徴
1位:視点が安定していて読みやすい
2位:視点をとらえるのに苦労するが一番今時っぽいと言えそう、今言う神視点か?*2
3位:文章力が高そうだが視点のバトンタッチみたいのが気になる
ここまで書いた自分がもう既に偉そうで胃が痛い……。他人様の事これだけ言って自分で出来ているかと言ったら、それは全く別の話です。(ドヤァ)
私は今まで(多分)三人称でしか書いたことがなく、今は一人称に挑戦しているので視点が気になるのかもしれません。なまじ文学部だったのも手伝っているのかもしれない。(落ちこぼれやった……)
自分が書く文章って回りくどく、冗長なので1位の文章の実直さと無駄の無さに一番魅かれた。読みやすい文章の取捨選択が目下の私の課題の一つでもあるので。
2位の文章や視点は若者受けしそうかなぁと思いました。また一番個性が強いかなぁと思います。私は年くってるので今更この文章を書けと言われても無理ぽです。そもそも年関係なくそんな技量ないし。(正直なところまだ実態がつかめてない)
3位の文章はそれ自体に世界観が宿ってそうな雰囲気がある。文章力は高そうだけど視点がバトンタッチしてるのが気になる。(視点の切り替えではなくて、登場人物に準じた視点っていうのかなぁ……自分の中で議論の余地あり)
まとめ
こうやって改めて文章とか視点とか考えてみると、自分のそれらがいかに混沌として、まるで秩序がなかったか痛感しました。自分の文章を客観的にとらえられない時には他人様の作品を通して内省するのも手かなぁとちょっと思いました。良い勉強になりました。
今後の自分の課題
- 実直で無駄がない文章を目指す
- 文章から背景(景色)を見せるのに心掛ける